住居等の木造建築物の美しさをよみがえらせます
木造の屋外建築物は、風雨や紫外線にさらされるうえ日頃のお手入れが大変なため、経年とともに改善するのが困難な汚れが蓄積してゆきます。
これらは水垢(みずあか)、苔(コケ)、黴(カビ)、排気ガス、日焼けなどによるものです。特に木造部は、腐食、日焼け、あくの浮き出しなどによる変色や劣化が顕著です。
木造建築物は、本来その美しさに特徴があります。ただその反面、ひとたび汚れがひどくなってしまうと、それがことさら陰気な雰囲気を漂わせてしまうという面もあります。
白木灰汁洗い(あく・しみ抜き)のご紹介
弊社は、木造建築物(神社仏閣、古家など)を対象とした白木の灰汁(あく)洗い、シミ抜きを手掛けております。ここでは実際の施工物件や作業風景をご紹介させていただきます。木造家屋などの汚れやシミなどを気にされている皆さまに、白木洗いでどの程度の改善が期待できるかの参考としていただければと思います。
↓元の汚れ | ↓表面洗浄後 | ↓シミ取り後 | ↓日焼け・カビ落とし後
屋外の白木あく洗い・シミ抜き 作業工程のご紹介
白木洗浄前の状態
1)あく洗い用特殊洗剤を塗布し、木のあくや砂埃などの汚れを浮かせます。
あく・汚れの洗浄
2)汚れを浮き上がらせたところで水で洗い流します。
シミ抜き・仕上げ
3)仕上げ剤を塗布し、木のシミを抜くとともに木肌を整えます。
白木洗い後の状態
4)乾燥をさせると白木本来の風合いが甦ります。
屋内(和室)の白木あく洗い・シミ抜き 作業工程のご紹介
和室の柱
木目もスッキリと浮き上がり清潔感も出ました。
長押と彫り物
すっかり新築のように蘇りました。
窓際の柱
正しい手順と薬剤を使用すればここまで白くなります。
窓際の柱
木目もスッキリ出て、キレイになりました。
奥まった窓際の柱
茶色い汚れの他に黒いカビも出ていましたが、ここまでキレイになります。